医療通訳が同席
24時間365日相談
同時相談OK
のご案内
About
発疹・肌トラブルについて
発疹や湿疹、かゆみ、ニキビ、軽いやけどや切り傷など皮膚のトラブルに対応します。写真をお送りいただくことでご相談がスムーズです。
なぜ起こるのか
皮膚は外部の刺激から体を守るバリアの役割をしていますが、汗・摩擦・乾燥・紫外線・化学物質・虫刺されなどでバリアが乱れると、炎症が起きて赤みやかゆみ、発疹が生じます。高温多湿の環境では汗腺が詰まって生じるあせも(汗疹)や、カビの一種である白癬菌などによる真菌感染が起こりやすくなるとされています。また、感染症やアレルギー、薬剤への反応として全身に発疹が出ることもあります。
体の中で起きていること
皮膚は、外からの刺激や病原体の侵入を防ぐ「壁」の役割を担っています。この壁は、皮脂と汗が作る膜、角質層、そして皮膚に住む常在菌のバランスによって保たれています。高温多湿の環境では大量の汗をかき、その汗が蒸発しにくいために皮膚の表面が湿った状態が続きます。すると角質層がふやけて壁の機能が下がり、真菌が増えやすい環境になります。真菌は角質層のケラチンを栄養にして増え、それに対する体の免疫反応として、赤み・かゆみ・皮むけが生じます。一方、あせもは汗の出口が詰まって汗が皮膚の中に漏れ出し、周囲に炎症を起こすことで生じます。虫刺されによる腫れやかゆみは、虫の唾液成分に対するアレルギー反応です。原因によって対応が異なるため、見た目と経過をあわせて評価します。
主な症状
- 赤み・かゆみを伴う発疹
- 小さなブツブツ(あせも)
- じくじくした湿疹、皮むけ
- 円形に広がる境界のはっきりした発疹(真菌感染でみられることがあります)
- 虫刺され後の腫れ・かゆみ
- ニキビ・毛穴の炎症
- 水ぶくれ、化膿
- 皮膚の乾燥、ひび割れ
様子を見てよいとき
ご自身でできること
- 汗をかいたらこまめにシャワーで流し、押さえるように水分を拭き取る
- 通気性・吸湿性のよい衣類を選び、濡れた衣類は早めに着替える
- 掻きこわさないよう爪を短くし、冷やしてかゆみをやわらげる
- 刺激の少ない洗浄料を使い、洗いすぎを避ける
- 保湿剤で皮膚のバリアを保つ
ご相談ください
次のいずれかが当てはまるとき
- 発疹や湿疹、かゆみが出た
- ニキビや肌荒れが気になる
- 軽いやけど・切り傷の手当てを相談したい
すぐに受診を
次のいずれかが当てはまるとき
- 発疹に加えて息苦しさ、顔やのどの腫れがある
- 全身の発疹とともに高熱があり、口・目・陰部の粘膜がただれている
- 赤みが急速に広がり、強い痛みと発熱を伴う
- 犬・猫・サルなどに咬まれた・引っかかれた(狂犬病の流行地域では緊急の対応が必要とされています)
- 紫色の点状の出血斑が広がる、押しても色が消えない
ことびあの診療をお待ちにならず、お住まいの国の救急番号にご連絡ください。
各国の救急・緊急時ガイドを見る判断に迷うときは、LINEでご相談ください
Differential
似た症状との見分け方
同じように見える症状でも、原因によって対応が変わります。ご自身の状況に近いものを探す手がかりとしてご覧ください。
白癬(水虫・たむし)
輪のように広がり、周りが赤く盛り上がる。中心は治ったように見える
抗真菌薬の外用について検討します。自己判断でステロイドを塗ると悪化することがあります
癜風(でんぷう)
胸や背中に、周囲より白い、または茶色い斑ができる。かゆみは軽い
抗真菌薬の外用・内服について検討します
あせも
汗をかく部位に小さな赤いぶつぶつ。涼しくすると軽快する
通気と汗の対策が中心になります
虫刺され
刺された心当たり。中心に刺し口があり、強いかゆみと腫れ
掻き壊しによる細菌感染に注意が必要です
接触皮膚炎
特定のものに触れた部位だけに、境界のはっきりした赤み
原因の特定と、炎症を抑える治療を検討します
デング熱の発疹
高熱のあとに全身へ広がる発疹。関節痛・目の奥の痛みを伴う
発熱を伴う発疹は、感染症の可能性を含めて早めにご相談ください
※ ここに挙げたものがすべてではありません。判断に迷う場合はご相談ください。
別の症状かもしれないとき
Course
経過の目安
一般的な経過です。実際の経過には個人差があります。
- 発症〜数日
かゆみや赤みが出はじめます
掻かないこと、患部を清潔に保ち乾かすことが基本です
- 1〜2週間
適切な対応をすれば軽快に向かうことが多い時期です
外用薬は、症状が消えても指示された期間続けることが大切とされています
- 2週間〜1か月
真菌感染では、見た目が治っても菌が残っていることがあります
自己判断で中断すると再発しやすくなります
- 改善しない場合
診断が異なる、または別の要因が重なっている可能性があります
塗り薬を変える前にご相談ください
Local Insight
東南アジアで暮らす方へ
日本とは気候・医療事情・薬の入手方法が異なります。現地ならではの注意点をまとめました。
熱帯環境へ移り住んだ成人の約3割にあせも(汗疹)が見られるとの報告があり、渡航後数か月してから症状が強くなることもあるとされています。汗をためない工夫が基本となります。
高温多湿では白癬(水虫・いんきんたむし・たむし)やマラセチアによる癜風などの真菌感染が起こりやすくなります。湿疹と自己判断してステロイド外用薬のみを使うと悪化する場合があるため、区別が重要とされています。
デング熱・チクングニア熱・はしかなど、発疹を伴う感染症が発生する地域です。発熱を伴う発疹は皮膚だけの問題として扱わないことが望まれます。
フィリピン・タイなど狂犬病の流行地域では、犬・猫・サルなどに咬まれた・なめられた場合、すぐに石けんと流水で洗い、速やかに医療機関を受診して曝露後の予防対応について相談することが重要とされています。
Care
ことびあでの対応内容
- 問診と、必要に応じた視診(写真の共有など)
- 塗り薬・抗アレルギー薬などの処方(処方は医師の判断によります)
- 処置が必要な傷・やけどの場合の外来のご案内
受診したときに行われる検査
何をされるのか分からないことが、受診をためらう理由になります。実際に行われることをお示しします。
視診
発疹の形・分布・色から原因を絞り込む
真菌の検鏡検査
真菌がいるかどうかの確認
血液検査
アレルギーや、感染症の可能性の評価
パッチテスト
接触皮膚炎の原因物質の特定
治療の選択肢
抗真菌薬(外用)
真菌の増殖を抑える
症状が消えても、指示された期間の継続が必要とされています。処方は医師の判断によります
ステロイド外用薬
炎症とかゆみを抑える
真菌感染に使うと悪化することがあります。自己判断での使用は避けてください
抗ヒスタミン薬
かゆみをやわらげる
眠気が出る種類もあるため、運転などの予定をお伝えください
保湿・スキンケア
皮膚の壁の機能を保つ
症状に応じて、乾燥対策と通気対策のどちらを優先するかが変わります
※ 検査・処置・お薬の処方は、診察のうえ医師の判断により行います。国や拠点により対応が異なる場合があります。
Preparation
受診前に準備しておくこと
海外での受診は、伝えるべきことを整理しておくだけで大きく変わります。
お持ちいただくもの
- パスポートまたは在留カード
- 保険証・保険会社の連絡先
- これまで使った塗り薬(現物または写真)
- 症状が出はじめた頃の写真があれば
お伝えいただきたいこと
- いつから、どこに出はじめたか
- かゆみの強さと、悪化する時間帯
- すでに塗った薬と、その後の変化
- 新しく使い始めた製品(洗剤・化粧品など)
- プール・ジム・共用シャワーの利用状況
Self Care
ご自身でできること
受診とあわせて、日常生活で心がけていただきたいことをまとめました。
予防のために
- 室内の除湿と、汗をためない工夫
- 虫よけ剤の使用と、屋外での長袖・長ズボンの着用
- 日焼け対策(日焼け止め・帽子)
- 足指の間まで乾かす、共用のサンダル・タオルを避ける
How to Consult
受診方法と流れ
症状やご都合にあわせて、3つの受診方法からお選びいただけます。迷う場合はLINEでご案内します。
オンライン診療
自宅・オフィスからビデオ通話で受診。お薬は配送または薬局で。
この症状に対応
外来診療
クリニック・提携病院で対面診察。検査や処置にも対応。
この症状に対応
ことびあカウンター
総合病院での受診を通訳同行でサポート。
この症状に対応
オンライン診療で検査・処置が必要と判断した場合は、外来診療やことびあカウンターをご案内します。
ご相談から受け取りまで
LINEで友だち登録・相談
症状をお伝えください。適切な受診方法をご案内します。
予約・受診
オンライン診療、または最寄りの拠点で受診します。通訳が同席します。
お薬の受け取り
配送または薬局・院内でお受け取りいただけます(国により異なります)。
アフターフォロー
その後の経過もLINEでご相談いただけます。
Special Care
特に注意が必要な方
お子さま
掻き壊しから細菌感染を起こすことがあります。爪を短く保ち、広がる赤みや熱感があれば受診を
妊娠中の方
使用できる外用薬・内服薬に制限があります。妊娠の可能性がある場合は必ずお伝えください
糖尿病をお持ちの方
皮膚の感染が治りにくく、重くなることがあります。早めにご相談ください
発熱を伴う発疹がある方
デング熱など感染症の可能性があります。皮膚の問題として自己処理せず受診してください
FAQ
よくあるご質問
受診前によくいただくご質問と、思い込みで自己判断されがちな点をまとめました。
Q写真を送って相談できますか?
はい。皮膚の症状は画像でのご相談が有効な場合があります。処置が必要な傷ややけど、詳しい診察が必要と判断される場合は外来をご案内します。
Q湿疹の薬を塗っても治りません。
真菌(カビ)による感染など、外用薬の種類を変える必要がある場合があります。自己判断で塗り続けず、一度ご相談ください。
Q犬に咬まれました。どうすればよいですか?
まず石けんと流水で十分に洗い流したうえで、できるだけ早く医療機関にご相談ください。狂犬病の流行地域では時間的に緊急性が高い対応が必要とされています。
Qあせもを繰り返します。
汗をこまめに洗い流し、通気性のよい衣類を選ぶことが基本とされています。改善しない場合は他の皮膚疾患の可能性もあるためご相談ください。
よくある誤解
誤解 かゆいところにはとりあえずステロイドを塗る
実際 真菌感染にステロイドを使うと、見た目が変わって診断が難しくなり、悪化することがあるとされています
誤解 見た目がきれいになったら薬をやめてよい
実際 真菌感染では、皮膚の中に菌が残っていることがあり、中断すると再発しやすくなります
誤解 よく洗えば治る
実際 洗いすぎは皮膚の壁の機能を下げます。清潔にしたうえで、乾かすことが大切です
誤解 水虫は足だけのもの
実際 体幹・股・手・爪にも起こります。高温多湿の環境ではとくに広がりやすくなります
誤解 日本の皮膚の常識がそのまま通用する
実際 乾燥対策中心のケアが、この地域では蒸れを悪化させることがあります
まずはLINEで、お気軽にご相談ください
受診すべきか迷う段階でも大丈夫です。日本語で、24時間365日受け付けています。
- 症状
- いつからか
- お住まいの国
- ご希望の受診方法
この4つがあるとご案内が早くなります。すべて揃っていなくても構いません。
LINEで相談する