こども

こどもの発達相談

言葉や社会性、子育ての心配に

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こどもの発達相談について

お子さまの言葉や社会性の発達、子育ての悩みについて、日本語でご相談いただけます。海外での子育ての不安に寄り添います。

なぜ起こるのか

こどもの発達には個人差が大きく、言葉・運動・社会性の伸び方は一人ひとり異なります。発達の特性は本人の努力や育て方の問題ではなく、生まれ持った脳の情報処理の個性によるものと考えられています。海外では、複数言語に触れる環境や、日本と異なる教育スタイルへの適応が加わるため、発達の遅れなのか環境による一時的なものなのかの見極めが難しくなることがあります。

体の中で起きていること

発達は、順番に積み上がっていく過程です。首がすわり、座り、歩くという運動の発達も、声を出し、意味のある言葉を話し、文をつくるという言葉の発達も、それぞれ段階を追って進みます。ただし、その速さには大きな個人差があります。同じ月齢でも、できることには幅があるのが自然な状態です。発達の評価では、「何歳で何ができるか」という一点だけを見るのではなく、その子なりに段階を進んでいるか、いくつかの領域のバランスはどうか、という見方をします。多言語環境では、それぞれの言語に触れる時間が分散するため、単一言語の子と比べて一方の言語の語彙が少なく見えることがあります。この場合、複数の言語を合わせて評価することが必要とされています。気になる点があるとき、それが個人差の範囲なのか、支援があったほうがよいのかを一緒に考えます。

主な症状

  • 言葉が出ない、単語が増えない、二語文が出ない
  • 呼びかけへの反応が乏しい、目が合いにくい
  • 同年代の子との関わりが少ない、集団行動が苦手
  • 特定のものへの強いこだわり、切り替えの難しさ
  • 落ち着きがない、じっとしていられない
  • 音や光、感触に過敏または鈍感
  • 登園・登校をいやがる、学校生活での困りごと
  • かんしゃくが強い、感情の切り替えが難しい

様子を見てよいとき

ご自身でできること

  • できないことより、できていることに目を向けて記録する
  • 指示は短く具体的に、視覚的な手がかりを添える
  • 生活リズムを一定に保つ
  • 保護者ご自身の休息と相談先を確保する
  • 園・学校と情報を共有し、抱え込まない

ご相談ください

次のいずれかが当てはまるとき

  • 言葉の遅れや発達が気になる
  • 集団生活での様子が心配
  • 子育てのことを誰かに相談したい

すぐに受診を

次のいずれかが当てはまるとき

  • これまでできていた言葉や動作が失われた
  • けいれんを繰り返す
  • 自分や他人を傷つける行動が繰り返し見られる
  • 食事や睡眠がとれず、体重が増えない・減っている

ことびあの診療をお待ちにならず、お住まいの国の救急番号にご連絡ください。

各国の救急・緊急時ガイドを見る

判断に迷うときは、LINEでご相談ください

Differential

似た症状との見分け方

同じように見える症状でも、原因によって対応が変わります。ご自身の状況に近いものを探す手がかりとしてご覧ください。

個人差の範囲

手がかり

ゆっくりだが着実に段階を進んでいる。他の領域は年齢相応

対応

経過を見ながら、関わり方の工夫をお伝えします

多言語環境による影響

手がかり

一方の言語では少なく見えるが、合わせると年齢相応

対応

複数の言語を合わせた評価が必要とされています

聞こえの問題

手がかり

呼びかけへの反応が乏しい、大きな音に驚かない

対応

聴力の評価が勧められます。中耳炎の反復が背景にあることもあります

発達の特性

手がかり

視線が合いにくい、こだわりが強い、感覚の過敏さ

対応

早い段階からの理解と支援が、その後の生活のしやすさにつながるとされています

環境の変化への反応

手がかり

転居・入園などをきっかけに、できていたことが一時的に戻る

対応

多くは環境に慣れるにつれ落ち着きます

運動面の遅れ

手がかり

首すわり・寝返り・歩行など、運動の段階が明らかに遅い

対応

身体面の評価が勧められます

※ ここに挙げたものがすべてではありません。判断に迷う場合はご相談ください。

Course

経過の目安

一般的な経過です。実際の経過には個人差があります。

  1. 気になりはじめたとき

    「様子を見ましょう」と言われることも多い時期です

    気になった内容と時期を書き留めておくと、相談の際に役立ちます

  2. 相談・評価

    これまでの経過と、現在の様子をうかがいます

    母子健康手帳と、動画があれば持参いただくと参考になります

  3. 経過を見る期間

    数か月単位で変化を確認します

    焦らず、その子なりの進み方を見ていきます

  4. 支援が必要な場合

    必要に応じて専門機関をご案内します

    現地で受けられる支援と、日本での選択肢の両方を整理します

Local Insight

東南アジアで暮らす方へ

日本とは気候・医療事情・薬の入手方法が異なります。現地ならではの注意点をまとめました。

海外では、気づきの機会が少なくなります

日本では

  • 1歳半健診がある
  • 3歳児健診がある
  • 学校に相談窓口がある

海外では

  • 公的な発達確認の機会が同じ形では受けにくい
  • インターナショナルスクールや現地校では日本語での支援が受けにくい
  • 日本人学校でも特別支援の体制が整っている学校はごく一部
意識的に相談の機会をつくることが大切です
01

海外では日本のような1歳半健診・3歳児健診といった公的な発達確認の機会が同じ形では受けられないことが多く、気づきが遅れやすい環境です。意識的に相談の機会をつくることが大切とされています。

02

インターナショナルスクールや現地校では日本語での支援が受けにくく、日本人学校でも特別支援の体制が整っている学校はごく一部と指摘されています。進路の選択肢を早めに把握しておくと安心です。

03

複数言語環境では一時的に言葉の出方がゆっくりになることがありますが、「バイリンガルだから遅い」と決めつけず、発達全体を見て評価することが望まれます。

04

日本への帰国時の就学・支援の手続きは自治体により異なるため、現地にいる段階から情報を集めておくことが役立ちます。

Care

ことびあでの対応内容

  • 問診によるていねいな聞き取り
  • 発達に関する評価やアドバイス
  • 必要に応じた専門機関のご案内

受診したときに行われる検査

何をされるのか分からないことが、受診をためらう理由になります。実際に行われることをお示しします。

お話をうかがう時間

これまでの経過、現在の様子、ご家庭での関わりの把握

通常より長めに時間を取ります ありません

発達の評価

運動・言葉・社会性などの領域ごとの確認

30分程度 お子さまには遊びの中で確認します

聴力の確認

聞こえの問題が背景にないかの確認

15分程度 音を聞いて反応するだけ

身体の診察

成長曲線と、身体面の確認

数分 ありません

治療の選択肢

関わり方の工夫

ご家庭でできる関わりを整理する

画一的な指導ではなく、そのお子さまに合った方法を一緒に考えます

経過の確認

時間をおいて変化を見る

一度の評価で決めず、段階の進み方を見ることが大切とされています

専門機関へのご案内

必要な支援につなぐ

現地で受けられる支援と、日本での選択肢の両方をご案内します

ご家族への支援

保護者の負担をやわらげる

不安を抱え込まないことも、お子さまにとって大切な環境です

※ 検査・処置・お薬の処方は、診察のうえ医師の判断により行います。国や拠点により対応が異なる場合があります。

Preparation

受診前に準備しておくこと

海外での受診は、伝えるべきことを整理しておくだけで大きく変わります。

お持ちいただくもの

  • パスポートまたは在留カード
  • 保険証・保険会社の連絡先
  • 母子健康手帳
  • 日本での健診結果があれば
  • 気になる様子が分かる動画があれば

お伝えいただきたいこと

  • いつ頃から、何が気になっているか
  • 家庭で使っている言語と、その割合
  • 園・学校での様子
  • 日本にいたときとの変化
  • できるようになったことと、その時期

Self Care

ご自身でできること

受診とあわせて、日常生活で心がけていただきたいことをまとめました。

予防のために

  • 定期的な健診・発達確認の機会を持つ(海外では受診機会が減りやすいため意識的に)
  • 日本語と現地語のどちらも、日常のやり取りの量を確保する
  • 早い段階で相談することで、選択肢が広がる場合があります
  • 保護者が孤立しない環境をつくる

How to Consult

受診方法と流れ

症状やご都合にあわせて、3つの受診方法からお選びいただけます。迷う場合はLINEでご案内します。

オンライン診療

自宅・オフィスからビデオ通話で受診。お薬は配送または薬局で。

この症状に対応

外来診療

クリニック・提携病院で対面診察。検査や処置にも対応。

この症状に対応

ことびあカウンター

総合病院での受診を通訳同行でサポート。

この症状に対応

オンライン診療で検査・処置が必要と判断した場合は、外来診療やことびあカウンターをご案内します。

ご相談から受け取りまで

1

LINEで友だち登録・相談

症状をお伝えください。適切な受診方法をご案内します。

2

予約・受診

オンライン診療、または最寄りの拠点で受診します。通訳が同席します。

3

お薬の受け取り

配送または薬局・院内でお受け取りいただけます(国により異なります)。

4

アフターフォロー

その後の経過もLINEでご相談いただけます。

Special Care

特に注意が必要な方

帰国を予定されているご家庭

日本での支援につなぐために、現地での記録を整理しておくとスムーズです

園や学校とのやり取りに不安がある方

伝え方の整理についてもご相談いただけます

保護者の方

ご自身の疲れや不安も大切な相談内容です。抱え込まずにお話しください

聞こえが気になるお子さま

中耳炎を繰り返している場合、聞こえの状態が言葉の発達に影響することがあります

FAQ

よくあるご質問

受診前によくいただくご質問と、思い込みで自己判断されがちな点をまとめました。

Q海外にいても発達の相談はできますか?
A

はい。日本語でご相談いただけます。必要に応じて現地・日本の専門機関もご案内します。

Q英語と日本語の両方に触れているせいで言葉が遅いのでしょうか?
A

複数言語環境が影響することはありますが、それだけで説明できない場合もあります。言葉以外の発達もあわせて確認していくことが大切とされています。

Q診断をつけてもらえますか?
A

確定的な診断には専門的な評価が必要となる場合が多く、まずは経過をうかがい、必要に応じて適切な機関をご案内します。

Q親だけで相談することもできますか?
A

はい。保護者の方だけでのご相談も可能です。お子さまの様子や、ご家庭での困りごとの整理から始められます。

よくある誤解

誤解 多言語環境だから言葉が遅くて当然

実際 環境の影響はありますが、それだけで説明できるとは限りません。合わせた評価が必要とされています

誤解 様子を見ていればそのうち追いつく

実際 追いつくことも多くありますが、支援が有効な場合は早い段階のほうが選択肢が広がるとされています

誤解 相談すると「障害」と決めつけられる

実際 相談は、そのお子さまの状態を整理する場です。診断を前提とするものではありません

誤解 海外にいると相談できる場所がない

実際 日本語で相談できる体制があります。現地と日本の両方の選択肢を整理できます

誤解 親の育て方が原因

実際 発達の特性は育て方によって生じるものではないとされています

まずはLINEで、お気軽にご相談ください

受診すべきか迷う段階でも大丈夫です。日本語で、24時間365日受け付けています。

  • 症状
  • いつからか
  • お住まいの国
  • ご希望の受診方法

この4つがあるとご案内が早くなります。すべて揃っていなくても構いません。

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