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熱性けいれん起きたらどうする?その2

こどもがけいれんを起こしたら、まずは落ち着きましょう。保護者がパニックになってしまったら状況に対応できなくなってしまいます。深呼吸をしてこどもを観察します。

 

1.まずこどもの体を横向きにして寝かせます。けいれんのときは嘔吐することがあるので、窒息を防ぐためです。可能であれば呼吸が楽にできるように衣服を緩めます。

舌をかむからとタオルを口に詰める必要はありません。口に何かをつめることで窒息することがあるので、絶対に口に物はいれないでください。

2.けいれんが始まった時間を確認します。けいれんが5分以上続くときは救急車を呼んでください。意外と短い時間でも長く感じることがあります。

3.けいれんの様子を確認します。けいれんが左右対称であるかどうか、体ががくがくしていたかピーンとしていたかなどを観察します。けいれんがどういったタイプか診断するときに大切な情報です。

けいれんの様子を動画に撮るために何分もスマホを探す必要はありません。こどものそばで様子を観察することが一番大切です。嘔吐して窒息することもあるので、絶対にこどものそばを離れないでください。安全確保を最優先に、スマホが手元にあれば撮影してください。

こどもはけいれんのときも保護者の声は聞こえています。ゆっくりとこどもの名前を呼んで「大丈夫だよ」と安心させてあげてください。