成長過程にあるこどもの病気は様々な点で大人とは違います。こどもの病気の特徴を理解することで病気の早期発見・早期治療につながります!
4.病気の発症や進行が急であることが多い
こどもは免疫力が弱いため、病気の発症や進行が急にすすみます。さっきまで元気だったこどもが急変したり、重症化することはよくあります。医師でも予測が難しいこともあり、病気の時は注意してこどもの様子や症状を観察しましょう。
5.問題がわかりにくい
こどもは病気になっても自分で症状を訴えることや、うまく表現することができません。言葉を話せるこどもでも、どこが痛いのか痛くないのか分からないことや不調の場所をうまく説明できないことがよくあります。そばにいる大人が普段の様子をよくみておき、いつもとは違うこどもの不調を察知することが大切です。
6.こころの問題はからだの問題になる
こどもは自分の問題を表現することが苦手なので、こころの問題がからだの症状で表現されることがあります。不調の原因がわからないまま体調が悪い状態が続いていたら、こころの病気にかかっている可能性も考えてみましょう。
こどもは様々な病気にかかることで免疫を増やしながら強い体に成長します。周囲の大人は日頃からこどもの状態や顔色などをよく観察しておき、「いつもと違う」と気付くことがとても重要です。