からだもこころも発達過程にあり感染に対する抵抗力(免疫)が弱いこどもは、病気の特徴や進行が大人とは異なります。こどもの病気の特徴を理解し、正しいケアに役立てましょう!
1.病気にかかりやすい
免疫がある程度安定するのは6歳頃。それまではどうしても病気にかかりやすくなります。こどもに特有の感染症も多数あり、一生で最も感染症にかかることが多い時期になります。生後半年〜1歳半の時期が赤ちゃんは免疫が一番低い時期になり、注意が必要です。
2.月齢や年齢でかかる病気がちがう
成長と共に生活環境が変わることで、かかりやすい病気が変化します。生まれたばかりの赤ちゃんは、免疫が未発達なため母親や周囲の大人が持っているさまざまな感染症にかかります。その後プレスクールや幼稚園に通い始めると、子どもたちはブドウ球菌や肺炎球菌などの細菌やウイルスをうつしあいます。
3.集団感染しやすい
プレスクールや幼稚園では、たくさんの子どもたちが一緒に時間を過ごします。集団生活が始まると様々な病原体にさらされ、病気にかかりやすくなります。こども達はいろいろな病気になりながら免疫をつけ、成長していきます。