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高尿酸血症の基礎知識③-1治療方法

高尿酸血症の治療は生活習慣の改善と飲み薬による治療の2つです。生活習慣の改善では、食事療法と運動療法で尿酸値を下げていきます。

 

1.適正体重を維持する

BMI(肥満度指数)や体脂肪率が高くなると、それにともない血液の中の尿酸値が高くなることが報告されています。そのため、肥満の解消は尿酸値を低下させる効果が期待されます。腹八分目を心がけ、1日3回の食事を規則正しく、バランス良く食べるようにしましょう。

 

2.アルコール摂取を制限する

尿酸の原料となるプリン体は、アルコールの中では特にビールに多く含まれています。また、飲酒はプリン体が含まれていないものでも、アルコールの代謝の過程で尿酸を多く作ります。その他にも、アルコールは腎臓で尿酸が排泄される仕組みを抑制するため、尿酸が体の外に出にくくなります。

アルコールの適量は、1日あたり純アルコール約20gです。純アルコール20gとは、ビール:ロング缶1本(約 500mL )、日本酒:1合(約180mL)、ウイスキー:ダブル1杯(約60mL)、ワイン:グラス1~2杯(約200mL)、チューハイ:レギュラー缶1本(約350mL)です。

 

3.水をたくさん飲む

水分をとって尿量を増やしましょう。水分を多くとると尿への尿酸の尿酸の排泄が増え、尿酸を体外へ排出できます。水分摂取の目安は1日2~2.5リットルです。糖分の含まれていない水やお茶を飲みましょう。アルコールは水分に含みません。

 

4.アルカリ性食品を積極的に食べる

腎臓から尿酸をたくさん排泄させるためには、尿を出来るだけアルカリ性にする必要があります。尿が酸性では尿酸が溶けにくく、尿酸の排泄がスムーズにいかないためです。海藻や野菜、きのこ類、イモ類などのアルカリ性食品を積極的にとりましょう。