Skip links

低血圧で起こる症状と対策 その1

朝起きられない、体がだるくてやる気が出ない、疲れやすくすぐに横になりたくる…など、病気ではないのにこのような症状が続く場合は「低血圧」のせいかもしれません。高血圧が重篤な合併症を引き起こすことはよく知られていますが、低血圧にはどのようなリスクがあるのでしょうか?

 

低血圧の症状は、目まいや立ちくらみ、朝起きられない、頭痛、動悸、全身の倦怠感、肩こり、耳鳴り、吐き気、不眠、不安感、食欲不振など多岐にわたります。

低血圧には国際的な診断基準がなく、一般的には上の血圧(収縮期血圧)が100mmHg以下の場合低血圧と診断されます。明確な基準がなく人によって症状に違いがあることや、本人にとってはつらい症状があるにもかかわらず、すぐに命に関わる病気ではないので、医療機関で対応が遅れつらい思いをされている方がいるかもしれません。

これらの症状がある人は定期的に血圧を測りましょう。収縮期血圧が常に100mmHg以下なら、低血圧が原因で不調が起こっている可能性があります。医療機関を受診し、病気との関連や低血圧のタイプを知っておくことが大切です。

 

低血圧にはいくつか種類があります。

1.本態性低血圧(一時性低血圧)

原因がよく分からない低血圧で、全体の9割をしめます。多くは体質的なものです。

 

2.症候性低血圧(二次性低血圧)

病気や薬など何らかの原因で血圧が下がっている状態です。心臓病や内分泌の異常、降圧剤などの薬の作用などによって起こります。

 

3.起立性低血圧

急に立ち上がったり起き上がったときに血圧が低下し、ふらっと立ちくらみを起こします。血圧を調節する自律神経の障害などによって起こります。

 

4.食後低血圧

食後にのみ血圧が下がります。食後、消化のために胃に血液が集まり、血液が心臓に戻りにくくなるために起こります。